海外赴任して良かったこと・悪かったこと 2
メキシコではコロナの影響が酷く、治安の悪化が心配な今日この頃です。
どうもこんにちは、こうきです。
前回の投稿に引き続き、海外赴任の良い点、悪い点について話したいです。
今回は悪い点、海外赴任者の闇について迫ってみたいと思います。
悪かったこと
過度な業務量
キラキラした海外駐在員でも、そこに抱えてる闇はかなり深いです。
海外赴任する前に基本的に会社から、赴任先での役職、業務内容など説明されますが、
その説明に意味があるのか私は疑問です。
なぜか、、、説明された内容以上のことをやらなければいけないからです。
海外赴任として働くと、その国ならではの問題や課題が出てきます。それに対して、一つ一つ解決しながら業務を遂行しなければなりません。
そして、誰もその解決策について助けてくれません。一人で主体的に問題解決していかなければなりません。
また、一人の駐在員が複数の部署を掛け持ち、マネジメントしているケースは多いです。
なぜそのような状況になるのか、理由は2つです。
1、人員を多くしたくない企業の方針
→企業にもよりますが、企業における駐在員の労務費・その他諸経費はかなりかかる部分です。
経営者にとって少しでも、経費を抑えるために少ない人員で企業活動をしていくのは必然の考え方かと思います。
2、部署をまとめるマネージャー級の社員が突然退職する。
→ 海外では突然の退職は不思議な事ではなく、よく起きる事です。
しかし、その次の後任者をどうするのか、、、これも企業によると思いますが、後任者不在のまま、その場にいるメンバーでどうにかするケースは少なくないかなと感じます。
急に課せられる他部署の管理は、かなり体力と精神を費やす事です。
つらつらと話しましたが、あくまでも企業によりけりだと思います。
しかしながら、私が取引先やメキシコ駐在員をしている知り合いから、先ほどのような話をよく聞きます。
夜遅くまでの残業や、休日出勤は当たり前ですし、多くの駐在員は年俸制での給与体系の為、残業代が必ずしも出るとは限りません。
言い方が過激ですが、
どれだけ会社に対し、忠誠心があり社畜として仕事ができるかというポイントが、駐在員として長く働ける大事なポイントだと思います。
日本(本社)からの対応
日本(本社)から出張者が来る時に、休日を返上して対応することは多くあります。
その時はもちろん給与など発生しません。
貴重なお休みなのに、出張者をアテンドしないといけないと考える人もいれば、
会社の人脈を広げるいいチャンスだと思って対応する人もいます。
考え方は人それぞれかと思いますが、日本で生活していたらあまり直面しない場面かと思います。
少なからず、プライベートの中で行われることなので、出張者だけでなく同行する赴任者にも気を使いますね、、、
日本人的感覚の欠落
海外で長期間仕事をしていると、日本人的感覚が失われてしまいます。
社会人としての気遣いや言葉遣い、社会人としてのマナーを忘れてしまったり、
時間にルーズになってしまいます。
海外では、それでオッケーであり、その環境に慣れてしまうからです。
忘れないように意識的に行動していても、日本人特有の空気を読む行動ができなくなってしまいます。身をもって経験しているので、駐在員の多くが感じている所ではないかなと思っています。
なので、私が帰任して日本の会社で勤務する時に、かなり苦労するポイントになりますね、、、
以上、海外赴任して悪かったことをまとめていますが、
あくまでも、私個人の意見なので、
企業や赴任する国・地域によって大きく変わってきます。
もちろん、海外赴任で得られる経験は多くありますし、海外赴任を経て大きく出世される方もいらっしゃるとお思います。
これから海外赴任を検討されている方や、海外で仕事がしたいんだ!という方に参考になればと思います。
最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました。
こうきでした。
SALUDOS!